生活排水はどこで処理する??
日常生活では当たり前のようにお風呂に入り、食器を洗ったりしますよね。
そこからでた生活排水(炊事や洗濯など生活に伴って生じ、排出される水)はどのように処理されるのでしょうか。
~排水の種類~
・本下水道(行政の負担で埋設)
各住宅から排水された生活排水が道路に埋設されている下水道管へ流入し、
終末処理場で浄化処理されます。
利用者は一般的には上水道料金と一緒に下水道料金を支払います。
・個別浄化槽
敷地内に設置した浄化槽で浄化処理した後、道路側溝などに流します。
個別浄化槽は汲み取りや定期的なメンテナンスの費用が掛かります。
~水路へ排水~
本下水道、道路側溝などの整備が追い付いていないエリアも存在をします。
その場合、既存の水路へ排水を行う場合があります。
その際、近くに水路があるからと勝手に排水をしてもいい訳ではありません!
住宅から出た排水を流す場合は、管理者が放流を許可した水路のみで、合併浄化槽を経た排水しか流せません。
水路への排水を行う際には、管理者へ排水許可申請を行いそれとともに、多くの場合【排水負担金】を支払った後、水路へ接続ができるようになります。
~土地購入のpointです~
購入を検討している不動産の排水状況ついては、売買契約前に取り交わす「重要事項の説明書」に記載があります。
【本下水道】などか【浄化槽】なのか、なにか発生する費用があるのかなどをしっかり確認しておきましょう。